思い出すあの人の一言

枚方・飯田・吹田・京都の傀儡忌・紫雲院公演
それぞれ繰り返し見て下さっていた先輩劇人に、

「初めの頃背後にいた丹下さんが居なくなった」
と、言われた事があった。

その時はよくわからなかった意味が
この頃よくわかる。
コンスタントに公演が続いていたので
徐々に自己解釈が出てきて
初期の完成型が変わっていた。

聞き返したら、言い淀んでいたが
今は意味がよくわかる。
しかも悪意のないことを葉書で伝えて下さった。

長い休止を挟み再開するにあたって
脚本を読み返し
脚本にないセリフを整理した

無駄を削ぐ作業しながら 
姐さんの言葉を聴いている
ありがとうございます
丹下さんの演出は
無駄がなく美しい